「できる WindowsMe」
田中 亘 & インプレス書籍編集部
インプレス
ISBN4-8443-1412-2
「最新 2001-'02 パソコン用語事典」
岡本 茂監修、大島邦夫、堀本勝久著
技術評論社
ISBN4-7741-1130-9
Windowsの終了の仕方(パソコンはいきなり電源を切ってはいけません。)
「スタート」─「Windowsの終了」─「電源を切れる状態にする」
画面各部の名称について
マウスの使い方について
教科書 p.3参照
プログラムの実行について
「メモ帳」(エディタ)・「ワードパッド」(簡易ワープロ)・ 「ペイント」(お絵描きソフト)・「Netscape Navigator」(Webブラウザ)など を起動してみましょう。
メモ帳・ワードパッド・ペイントは、 「スタート」─「プログラム」─「アクセサリ」の順にクリックします。
キーボートと特殊キーについて
カーソル ── 入力した文字が挿入される場所を示す。
ホームポジション ──
左手の人指し指を 「F」、右手の人指し指を 「J」に置く。
タッチタイピング(ブラインドタッチ)の基本です。
ウインドウの操作
日本語変換について
教科書 レッスン 7-10参照
重要: 日本語を入力するモードでアルファベットを入力すると、 「ABCDEabcde」のように少し幅が広めの文字(全角文字)になってしまいます。 これは、コンピュータにとっては、 通常の「直接入力」で入力される 「ABCDEabcde」などの文字(半角文字)とは 全く別の文字です。
半角文字で入力と指定されている時は、必ず日本語入力モードになっていないことを確認して、 入力して下さい。記号の読み方(右へいくほど俗っぽい)
@ | アットマーク |
* | アスタリスク、スター、星 |
_ | アンダーバー、下線 |
& | アンパサンド、アンド記号 |
~ | チルダ、にょろ |
/ | スラッシュ |
` | バッククォート |
' | (シングル)クォート |
" | ダブルクォート |
| | バー、縦棒 |
^ | キャレット、やま |
メモ帳の起動と保存(名前をつけて保存・上書き保存)・終了
メモ帳を起動して、そのウインドウを選択し、キーボードのキーを押すと、
文字を入力することができます。
しかし、このままではコンピュータの電源を切ったとき、
入力した文章は消えてなくなってしまいます。
電源を切っても、次に電源を入れたときに再び使用できるようにするためには、
「保存」(セーブともいう)という操作が必要です。
最初に文書を保存するときは、メモ帳のメニューバーの
「ファイル」─「名前をつけて保存」を選びます。
「ファイル名」をつけるように促されるので、適当な名前をつけます。
「保存」ボタンを押すと実際に保存されます。
保存(save) ── 電気を切るとデータを失う記憶装置(通常、RAM)から、 電気を切ってもデータを保持できる記憶装置(通常、ハードディスク)へ、 データを移すことを意味する。
ファイル(file) ── Windows(一般にオペレーティングシステム)がデータを扱うときのデータのひとまとまりの単位
オペレーティングシステム(OS) ── さまざまなアプリケーションソフト(例えば、ワープロ・表計算など)が共通に必要とするサービスを提供するソフトウェア。 ハードディスクに対してデータに読み書きを行なったりするのは、 通常 OSの仕事である。 また、複数のプログラムを同時に実行できるようにするのも OSの大事な役目の一つである。
フォルダ(folder) ── いくつかのファイルをひとまとめにしたもの。やはり、ファイルの一種である。 Windowsでは(他の多くのオペレーティングシステムでも)フォルダの中にフォルダを入れて、 階層的にすることができる。(階層的ファイルシステム)
一度、「名前をつけて保存」をしたあとに、新しく入力を追加するなどして、 内容を変更したときは、再び「保存」しておく必要があります。 この場合は「上書き保存」(「ファイル」─「上書き保存」)します。
超重要: コンピュータ(Windows)はいつ調子がおかしくなって、 作業中のデータが吹っ飛ぶかわかりません。 小まめに「保存」しましょう。
文章の入力が終了すれば、作成したファイルを保存し、メモ帳を終了します。 終了は「×」か、「ファイル」─「メモ帳の終了」です。
以前に保存しておいたファイルを再び編集する場合、
ファイルのコピーと移動
メモ帳などでファイルを保存すると、
通常「マイ ドキュメント」というところに保存されます。
自分のコンピュータを使っているときは、これで構いませんが、
大学のコンピュータの場合は、不特定の人が使用するので、これでは困ります。
フロッピーディスクにファイルをコピー/移動して持ち帰りましょう。
香川大学工学部ではファイルサーバ(stfile)の自分専用の領域に、
ファイルをコピーすることもできます。
「マイ ドキュメント」のファイルをフロッピーディスクにコピーする。
その中のファイルのアイコンを「A:」のウインドウまでドラッグする。
(左ボタンではなく右ボタンを使ってドラッグすると、あとでメニューが出て、 「コピー」するか「移動」するか、あるいは「ショートカットを作成」するかが選べます。)
「マイ ドキュメント」のファイルをファイルサーバ(stfile)にコピーする。
オンラインレポートを提出する時は、stfileに「ショートカットを作成」しないように気をつけて下さい。(レポートとして何の意味もありません。)
特に Windows95, 98を使っている人は、 なんとか.exeという名前のファイルを 単にドラッグするとショートカットができてしまうので注意して下さい。 コピーや移動をするためには、右ボタンを使ってドラッグしてメニューから、 「コピー」または「移動」を選択する必要があります。
同じようにして、ファイルを「ごみ箱」にドラッグすると、 ファイルを削除することができます。
ファイル名の変更
キーボードを速く打つことが、コンピュータをプロフェッショナルとして、 使いこなす上での一番の基本です。 次の文をできるだけ速く入力してみましょう。
カットアンドペースト
教科書 レッスン 11参照
例えば Ctrl+xはコントロールキーを押しながら xを押すことを意味します。
先ほど書いた文をカットとコピーを使って次のように変えてみましょう。
クリップボード ── カットやコピーしたデータを一時保存しておく場所のこと
画面のコピー(PrintScreen・Alt+PrintScreen) ──
(レポートを作成する時に必要です。)
PrintScreenキー(東芝ノートPCの場合 Fn+Ins)を押すと、画面全体のイメージが、
Alt+PrintScreenキー(東芝ノートPCの場合 Alt+Fn+Del)だと、
現在選択しているウインドウのイメージが、
クリップボードにコピーされます。
このイメージをワープロで作成した文書の中にペーストすることができます。
ワードパッド (「スタート」─「プログラム」─「アクセサリ」─「ワードパッド」) を起動して、 他のウインドウのイメージを文書中に取り込んでみましょう。
Photo Editorを使うと画像のみを保存することができます。