バージョン管理システムについて


卒業論文・修士論文の執筆が佳境に入ると毎年のように次のようなトラブルが起こります。

また、次のようなこともありました。

このようなトラブルを防ぐために、必ずバージョン管理システムを使用して、 研究室のサーバ(ymir — ymir.eng.kagawa-u.ac.jp)に作成中のプログラムや文書のバックアップをして下さい。

研究室のサーバにバックアップするのは、次のような意味もあります。

プログラム以外にも、論文の原稿や学会発表のパワーポイント、 毎週のレジュメの原稿など、卒業研究・修士研究に関わるすべてのファイルを、 バージョン管理システムのリポジトリに入れるようにして下さい。

現時点では バージョン管理ソフトとして、Gitを推奨しています。

Gitの他にも mercurial (hg), darcsなど、 いくつかのバージョン管理システムがあります。 これらにチャレンジしてもらっても構いません。

リポジトリを新しく作成したら、私あてにその場所をメールで知らせて下さい。 場所はどこでも構いません。

リポジトリは ymirのユーザ全員にreadableになるようにしてください (writeableにはしない方が良いでしょう。) 特に Linuxではホームディレクトリのパーミッションが 700になっているので、 ホームディレクトリの下にリポジトリを作成した場合は、パーミッションを 755に変更することを忘れないようにして下さい。

ymir$ chmod 755 ~

以上、よろしくお願いします。


Koji Kagawa