第 4 章 C言語マスター編

学習項目

• 関数
  • 関数の定義（教科書 p.85）
    fact.cpp, putSpaces.c, sigma.cpp, FactTest/Unit1.cpp
  • 大域変数と局所変数（教科書 p.95）
    foo.cpp, GlobalVar/Unit1.cpp
  • 関数の宣言（教科書 p.236）
  • インクルードファイル（教科書 p.241）
    （補足）マクロ（#define）
    例

    #define M_PI 3.1415926
    

    この行以降のプログラム中の M_PIという文字列を 3.14...に置き換える。 プログラム中に同じ定数が何度も出てくる場合に使う。
    注意
    • #includeと同じプリプロセッサ命令
    • 必ず行頭に書く。
    • 最後にセミコロン（;）はつけない。

    ---

  • 再帰関数
    fact.cpp, SimpleTree/Unit1.cpp (image1, image2)
• 配列（教科書 p.97）
  • 配列宣言（教科書 p.98）
    配列の絵, Graph/Unit1.cpp, グラフの絵, maximum.cpp
  • argcとargv（教科書 p.274）
    argvexample.cpp, chargraph.c, ArgvGraph/Unit1.cpp
    ちなみに文字列から doubleへの変換は atofです。
  • 乱数
    rand.c
    「ひじょうに大きな数」とは bcc32の場合、約 20億（2³¹-1）です。 その数は RAND_MAXというマクロとして、stdlib.hに定義されています。
  • 文字列
    例題: 文字列と文字を受け取り、文字の文字列中の最後の出現位置を返す関数 int mystrrchr(char str[], char c)を定義せよ。 ただし、全く出現しなければ -1を返すものとする。例えば、 mystrrchr("ehime", 'e')は 4（最初の文字は 0番目）、 mystrrchr("ehime", 'x')は -1である。

    解答例:

       int mystrrchr(char str[], char c) {
          int i, ret=-1;
          for(i=0; str[i]!='\0'; i++) {  /* 文字列を操作するときの典型的な for文の形 */
             if (str[i]==c) {
                ret=i;  
             }
          }
          return ret;
       }  
    

    問:
    • 文字列と文字を受け取り、文字が文字列中現れる回数を返す関数 int count(char str[], char c)を定義せよ。 例えば、count("ehime", 'e')は 2、 count("ehime", 'x')は 0である。
    • 文字列と文字を受け取り、文字の文字列中の最初の出現位置を返す関数 int mystrchr(char str[], char c)を定義せよ。 ただし、全く出現しなければ -1を返すものとする。例えば、 mystrchr("ehime", 'e')は 0（最初の文字は 0番目）、 mystrchr("ehime", 'x')は -1である。
  • 多次元配列 Othello/Unit1.cpp (image)
    Othelloでマクロ（#define）を使った場合

    #define SIZE 3
    
    int xs[SIZE][SIZE] = {{0, 1, 2}, {1, 2, 0}, {2, 0, 1}};
    
    void __fastcall TForm1::FormPaint(TObject *Sender)
    {
        int i, j;
        for(i=0; i<SIZE; i++) {
            for(j=0; j<SIZE; j++) {
                // Canvas->Pen->Color=clBlack;
                Canvas->Brush->Color=clGreen;
                Canvas->Rectangle(i*40, j*40, (i+1)*40, (j+1)*40);
                if(xs[i][j]==1) {
                   // Canvas->Pen->Color=clWhite;
                   Canvas->Brush->Color=clWhite;
                   Canvas->Ellipse(i*40, j*40, (i+1)*40, (j+1)*40);
                } else if(xs[i][j]==2) {
                   // Canvas->Pen->Color=clBlack;
                   Canvas->Brush->Color=clBlack;
                   Canvas->Ellipse(i*40, j*40, (i+1)*40, (j+1)*40);
                }
            }
        }
    }
    

    問:
    • 上のプログラム中の 40という定数（画面上の升目の大きさ）も MASUというマクロにせよ。
    •  さらに升目の大きさを 60に変更せよ。
  • 文字列（教科書 p.105）
  • 多次元配列
• 制御構造（教科書 p.111）
  • 繰り返しの構文（do〜while文（教科書 p.112）、 break文（教科書 p.119）、continue文)
    dowhile.c, break.cpp, Kuku.cpp, ダイアモンドパターンの絵, 2次元グラデーションの絵, 演習問題 II・問 11のグラフの例,
  • 条件分岐の構文（switch〜case文）（教科書 p.125）
    Switch/Unit1.cpp,
  • 条件式（教科書 p.128）