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第 ２ 章
「演算と型」

教科書 pp.23–41

§ 2-1「演算」（教 pp.24–29）

作業: List 2-1 を実行する。

演算子（教 p.24）

「+」, 「-」, 「*」, 「/」のように 演算の働きを持った記号のこと
(教 p.221 に C 言語のすべての演算子の表)

オペランドとは、その演算の対象となる式（変数や定数など）のこと

「/」演算子（教 p.25）

整数 / 整数

という演算では、 整数としての割算 (小数点以下は切捨て) の結果が得られる

整数 % 整数

作業: まとめのプリント Q 2.1.1 をやってみる

作業: List 2-2 を実行する。

printf で「%」文字を表示（教 p.25）

「%%」と 2 つ重ねることで 「%」という文字そのものを出力することができる

なお puts 関数では「%」はそのまま出力される

複数の変換指定 （教 p.27）

変換指定（「%d」など）が複数あるときは、第 2 実引数, 第 3 実引数, … が順に対応

作業: まとめのプリント Q 2.1.2 をやってみる

作業: List 2-3 を実行する。

代入演算子（教 p.29）

「=」演算子は（単純）代入演算子

式（教 p.29）

変数や定数、それらを演算子で結合したものは式

式文（教 p.29）

式のあとに「;」をつけて文にしたもの

§ 2-2「型」（教 p.30）

()（教 p.30）

式のなかで先に演算する箇所を示すために丸括弧「(」〜「)」 を用いる
他の括弧（{, }, [, ] など）は この目的には使用できない

作業: List 2-5 を実行する。
（a + b を先に計算していることに注意する。）

double 型（教 p.31）

いわゆる実数（正確には浮動小数点数）を扱うための型

もちろん精度には限界がある（十進で 15 桁くらい）

作業: List 2-6 を実行する。
（変数 n と x の違いに注意する）

整数定数と浮動小数点定数（教 p.32）

5, 10 などは整数定数、
2.718 など小数点を含むものは浮動小数点定数

整数定数は int 型、浮動小数点定数は double 型

scanf関数 と double 型（教 p.33）

実数を読み込むときは「%lf」を用いる。

scanf("%lf", &fx); // キーボードから実数を fx に

作業: List 2-7 を実行する。

変換指定のまとめ（教 p.33）

以下の表くらいは、暗記しておくこと

注: 「%lf」は “誤り”と考えるべき
（Java 言語の printf でも「%lf」はエラーになる。）
あまりにも間違える人が多いので C では「%lf」も許容されるようになったという黒歴史がある。しかし本来は「%f」である。

型と演算（教 p.34）

実数 / 実数

では切捨ては行わず、通常の割算が行われる

整数 / 実数

実数 / 整数

作業: List 2-8 を実行する。

キャスト (cast)（教 p.36）

作業: List 2-9 , List 2-10 を実行する。

( 型 ) 式

  int na, nb;
  …
  … (double)(na + nb) / 2 …

演算子の優先順位に注意（教 p.221）

double から int へのキャスト

なお、

  double x = -2.8;
  … (int)x …

は切捨て（小数部分を無視）になる

作業: まとめのプリント Q 2.1.3 をやってみる

高度な変換指定（教 p.38）

作業: List 2-11 , List 2-12 を実行する。

作業: まとめのプリント Q 2.1.4 をやってみる

文法のまとめ

式 (expression) とは

以下を追加

文 (statement) とは

これまでのところ、

第 2 章・終