表計算ソフト Microsoft Excel(Excel 2002)の操作方法を学習します。 表計算ソフトは、表の形に表わされた計算(家計簿・見積書・統計表など)を するためのソフトウェアです。 その他にデータの並び替えやグラフの作成なども行なえます。 表計算ソフトはスプレッドシート(spreadsheet)ソフトとも呼ばれます。
Excel以外の表計算ソフト
ロータスの 1・2・3、
などがあります。
最近は、OpenOfficeという無料のオフィススイート のなかにCalcという表計算ソフトも入っています。
Excelの起動
「スタート」─「プログラム」─「Microsoft Excel」で起動します。
各部の名称
簡単な例
次のとおり入力してみましょう
一度確定したセルを再度編集するには ──
セルを選択して、F2キーを押します。
「名前をつけて保存」・「上書き保存」などは、Word, PowerPointと同じです。 (拡張子は.xlsになります。) やはり小まめに保存しましょう。
表の操作(列の選択・行の選択・挿入・削除など)
行全体を選択するには、行番号(1, 2, 3, ...)、
列全体を選択するには、列番号(A, B, C, ...)をクリックします。
行を挿入するときは、挿入する場所の次の行を選択しておいて、 右クリックし、メニューから「挿入」を選びます。 行を削除するときは、削除する行を選択しておいて、 右クリックし、メニューから「削除」を選びます。 (列に対しても同様です。)
列の幅を変更したい時は、列を選択しておいて、右クリックし、 メニューから「列の幅」を選びます。
自動的に列の幅を調節して欲しい時は、列を選択しておいて、 メニューの「書式」─「列」─「選択範囲に合わせる」を選びます。
という行を追加しましょう
D3のセルに =B3*C3 と入力します。 D3のセルに計算結果の 1000が表示されます。
B3や C3のセルの値を書き換えて、D3の値が自動的に変更されることを確かめましょう。
オートフィル

この時、例えば D4の中身を見ると =B4*C4
となっています。このように式が他のセルを参照している場合、
通常、セルの相対的な位置関係を考慮した参照(相対参照)
として扱われます。
合計の計算
を押します。
ここから先は次の例を用いて、
説明します。
(B11に自分の名前をいれて、点数を適当につけてください)。
まず G2〜G11に各人の合計点を計算します。
各教科および合計点の平均を計算します。
を押します。次に、標準偏差(点数の散らばり具合い)を計算します。
を押します。
というボタンを押します。
というボタンを押します。AVERAGE, STDEVPの他にもいろいろな関数があります。 興味のある人は各自で調べてみてください。
ソート 次に、成績順に行を並び替えてみます

結果
次のデータをグラフにしてみます。

を押す。
グラフの描画のオプションはたくさんありすぎて、 完全にマスターするのは難しいので、 いろいろと試行錯誤してみてください。