このページは JDK, Visual Studio Code (VSC), Git, Gradle のインストール方法の簡単なメモである。 JDK は Java の開発者キット、VSC は統合開発環境、Git はバージョン管理ツール、Gradle はビルドツールである。
ただし、 Eclipse, IntelliJ Idea などの統合開発環境を既に使っている人は VSC の代わりにそちらを使っても構わない。
サイズが大きいものもあるので、(大学内での)ダウンロード時には有線 LAN を使用するほうが良い。
JDK 23.0.2 をインストールする。
(JDK 24 もすでに出ているが、Gradle 8.13 との組合せで問題が出るようなので、当面 23.0.2 を推奨する。
JDK 23.0.2 でなくても、JDK 18 以降であれば、この授業の受講には、ほぼ問題はない。)
JAVA_HOME
の書き換えだけで十分である。)
Visual Studio Code (VSC) に “Extension Pack for Java” をインストールする。
(もしまだなら)Visual Studio Code からページの説明に従い VSC をダウンロードしてインストールする。
VSC を起動して、左側の「拡張機能」(Extensions) をクリックして、 「Java」と入力すると、 “Extension Pack for Java”が表示されるので、 「インストール」 (Install) をクリックする。
Git をインストールする。このページの「Git のインストール」の 「Git for Windows を使う場合」(推奨)または「SourceTree を使う場合」まで作業する。
どちらでも良いが、この授業では、もっぱら git clone 〜
で既存のリポジトリーをコピーするために使うので、Git for Windows のほうが楽かもしれない。
Java サーブレットの作成や、JDK に付属していないライブラリーを使用する アプリケーションを構築するときに必要になる。
ここまでのインストール作業が完了したら、コマンドプロンプトを開き、 確認のため適当な作業ディレクトリーに移動して、次のコマンドを実行してみてください。 (行頭の > はプロンプトです。)
> git clone https://guppy.eng.kagawa-u.ac.jp/2025/OOPL/FirstGral.git > cd FirstGral > gradle run
三角関数のグラフが表示されるはずです。時間があれば、ひとつ上のディレクトリーに戻って
> cd ..
次のコマンドを実行してみてください。
> git clone https://guppy.eng.kagawa-u.ac.jp/2025/OOPL/FirstMonkeyEngine.git > cd FirstMonkeyEngine > gradle run
(ライブラリーのダウンロードにかなり時間がかかるかも知れませんが、) 青い立方体が表示されるはずです。 マウスを動かすと、立方体も動きます。 キーフォーカスを奪われるので(場合によっては Alt-Tab キーを何度か押してウインドウを切り替えて) ESC キーを押して終了してください。
使うのはだいぶ先(第 13 週頃)になりますが、時間があったら Kotlin もインストールしておいてください。
(04/14 追加)
Gradle と Kotlin の両方をインストールしたら、確認のため適当な作業ディレクトリーに移動して、
次のコマンドを実行してみてください。Mordant という Kotlin
のスタイル付き文字列ライブラリーをテストします。
> git clone https://guppy.eng.kagawa-u.ac.jp/2025/OOPL/FirstMordant.git > cd FirstMordant > gradle installDist > .\app\build\install\app\bin\app
なお、VSCode のターミナルで実行しているときは、最後の 2 行の代わりに
> gradle run
で OK です。VSCode 外のコマンドプロンプトや PowerShell で、gradle run
を実行すると
ANSI
エスケープシーケンスを認識しないようです。
次のような色付きの文字列が表示されるはずです。
You can use any of the standard ANSI colors You can nest styles arbitrarily You can also use true color and color spaces like HSL Grid Builder Supports Alignment Left Center Right Hidari Naka Migi