10月 26日

第5章

復習

オブジェクト形式マクロ(定数マクロ)
教科書 p.96

プログラム中で繰り返し使う定数は名前をつける。 (マジックナンバーを直接埋め込まないこと!)

マクロは他のコンパイル処理に先だって、一括して置換される。マクロ名は通常大文字にする。 (List 5-9, List 5-10

代入演算子
教科書 p.98, 176
代入( 変数 = )もであり、値を持つ (List 5-11)。 さらに代入演算子は右結合
多次元配列
教科書 p.102
2つ以上の添字を持つ配列。 ただし、物理的には一次元に配置される (List 5-14)。
break文
教科書 p.104
もっとも内側の繰返し文を抜け出る(List 5-15)。
コンマ演算子
教科書 p.110
1, 2
は、 12 を順に評価し、 1 の値を捨て、2 の値(と型)を持つ (List 5-19)。
素数を求める
教科書 p.104〜
List 5-15, List 5-16, List 5-17, List 5-18, List 5-19
他に「エラトステネスの篩」と呼ばれるアルゴリズムが有名。

追加説明

continue文
(もっとも内側の)繰返し文のはじめ(do〜while文, while文の場合は条件判断、 for文の場合は第3式)にもどる。

文法のまとめ

宣言とは
分類一般形補足説明
変数宣言 変数 = , ... , 変数 = ; = の部分は省略可
配列宣言 変数 [ 定数 ] = { , ... , } ; = からの灰色の部分は省略可
式(expression)に追加
分類一般形補足説明
配列アクセス [ ] a[1], b[2][3]など

第6章

復習

関数とは
教科書 p.114

繰返しつかうプログラムの一部の命令列を部品として、再利用できるようにしたもの。 (他の言語ではサブルーチン・手続き・副プログラムなどとも呼ばれる。) (List 6-1)。

関数定義とは
教科書 p.114

分類 一般形 補足説明
関数定義 関数名 ( 変数名 , ..., , 変数名 ) 複合文  かっこの中の変数は仮引数 (parameter)と呼ばれる。

C言語の関数定義は必ずプログラムのトップレベルに書く。 (関数定義の中に関数定義は書けない。)

関数呼出し式とは
教科書 p.114

分類 一般形 補足説明
関数呼出し式 関数名 ( , ..., , ) かっこの中の式は実引数 (argument)と呼ばれる。

これで式 (expression)になる。

return文
教科書 p.116

関数の呼出し元に値を返す。

値呼び(call by value)
教科書 p.116, p.120

引数は基本的に値がやりとりされる。関数呼出しのたびに仮引数のための新しいメモリ領域(“箱”)が用意される。 (List 6-4, List 6-5)。

値を返さない関数

戻り値型のところにvoidと書く。 (List 6-7

引数のない関数

仮引数のならびのところにvoidと書く。 (List 6-9

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Koji Kagawa(kagawa@eng.〜)