11月 16日


第6章

配列の受渡し
教科書 p.130
const型修飾子
教科書 p.133
関数の引数の配列が書換えられないことを保証するためには、 constという型修飾子を仮引数の宣言につける (List 6-13)。
番兵法 (sentinel)
教科書 p.135
探索の対象となっているデータ(番兵)をデータの最後に付け加えること。 探索範囲の終わりのチェックをする必要がなくなるので、効率が良くなる (List 6-15, cf. List 6-14)。
空文
教科書 p.137
文法事項: 文(statement)に追加(List 6-16
分類一般形補足説明
空文 ; “何もしない”文。 {}と書いても意味は同じ。

第7章

「計算機システム」で扱っている内容なので、第7章(の大半)はスキップします。 ただし、必ず教科書に目を通しておいて下さい。

limits.hヘッダ
教科書 p.154
各数値型で表現できる値の最小・最大値をマクロとして集めたヘッダファイル (List 7-1)。
Bcc32の場合、limits.hはC:\borland\bcc55\Include\limits.hにあるが、 実質的な部分はC:\borland\bcc55\Include\_lim.hに書かれている。
sizeof演算子
教科書 p.156
  sizeof (型名 )
という形で指定した型のサイズ(単位: バイト)を返す(List 7-4)。
整数定数
教科書 p.158
8進定数は先頭に0を、 16進定数は先頭に0xをつけて表記する。
整数の表示
教科書 p.170
printf関数で整数を8進数または16進数で表示するためには、 それぞれ、%o, %x(アルファベットを大文字にしたいときは%X) という書式指定を用いる (List 7-8)。
math.hヘッダ
教科書 p.175
sin, cos, tan, sqrt (square root — 平方根), exp, logなどの 数学関数のプロトタイプ宣言が集められているヘッダファイル (List 7-11)。
Bcc32の場合、math.hはC:\borland\bcc55\Include\math.hにある。
演算子の一覧
教科書 p.176
優先順位や結合性をすべてを覚える必要はないが、 必要に応じて表を調べられるように、 どのような演算子があるかくらいは覚えておきたい。
sizeof演算子(その2)
教科書 p.180
  sizeof 
という形で、式(通常は変数)のサイズ(単位: バイト)を返す(List 7-12)。 式が配列の場合は配列全体のサイズ(単位: バイト)を返す (List 7-13)。 ただし、関数の引数として渡された配列では、 別の値(ポインタ型のサイズ)を返すので注意する (sizeof.c)。

第8章

8-1(関数形式マクロ)、8-2(列挙型)はとばします。

getchar関数
教科書 p.199
標準入力から文字を読み込んで返す関数。
EOF
教科書 p.199
getcharなどが、入力の終わり(End of File)に達した場合に返す値 (List 8-8)。
文字
教科書 p.200
C言語では文字は、単にその文字に与えられたコード(整数値)で表す (List 8-9)。
拡張表記
教科書 p.203
\nの他に、\t, \a, \bなどいくつかの特殊文字を表す表記がある。
putchar関数
教科書 p.204
引数として受け取った文字をそのまま出力する (List 8-11)。
リダイレクト
教科書 p.205
C言語ではなく OS(Unix, MS-DOSなど)の機能になる。
コマンド名 < ファイル名   — ファイルの内容をコマンドの標準入力に渡す
コマンド名 > ファイル名   — コマンドの標準出力をファイルに書込む
コマンド名 >> ファイル名  — コマンドの標準出力をファイルの最後に追加する形で書込む

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Koji Kagawa(kagawa@eng.〜)