ソフトウェアのインストール

このページはJDK, Eclipse, Tomcatのインストール方法の簡単なメモである。

参考リンク

JDK1.5のインストール

1.4以前のJDKがインストールしてあっても、古いバージョンをアンインストールする必要はない。

  1. JDK1.5インストーラの実行
    1. jdk-1_5_0_07-windows-i586-p.exeをダウンロードする。
    2. 実行中のアプリケーション(特にInternet Explorer, Netscape, Firefoxなどのブラウザ)を終了する。
    3. ダウンロードしたjdk-1_5_0_07-windows-i586-p.exeを実行する。
      (途中の質問では既定値を変更せず、すべて「次へ」で良い。)
  2. 環境変数の追加
    1. 「スタート」―「マイコンピュータ」で右クリックし「プロパティ」を選ぶ。
    2. 「システムのプロパティ」のウインドウで「詳細設定」のタブを選択する。
    3. 「環境変数」のボタンをクリックする。
    4. 「システム環境変数」のなかにJAVA_HOMEという変数があれば、それを選択し「編集」ボタンをクリックする。 なければ、「新規」ボタンを押し、「変数名」のところに「JAVA_HOME」と入力する。
    5. JAVA_HOMEの「変数値」を「C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_07」に設定し、OKを押す。
    6. 「システム環境変数」のなかのPathという変数を選択し「編集」ボタンをクリックする。
    7. Pathを選択して「編集」ボタンをクリックし、 「変数値」の末尾に「;%JAVA_HOME%\bin」を追加する。
      • ただし、もともと入っていれば、二重に追加する必要はない。
      • もともとのPathの変数値は絶対に消してしまわないこと。 消してしまうと他のアプリケーションが起動しなくなる。
    8. さらに「システム環境変数」あるいは「ユーザー環境変数」の中に CLASSPATHという変数があるかどうか、確認する。なければ何もしなくて良い。 あれば「編集」ボタンをクリックする。「変数値」の先頭に「.;」を追加する。
      • ただし、もともと「.」が入っていれば、二重に追加する必要はない。
      • もともとのCLASSPATHの変数値は消してしまわないこと。 消してしまうと他のアプリケーションが起動しなくなることがある。
  3. インストールの確認
    1. 「スタート」―「すべてのプログラム」―「アクセサリ」―「コマンド プロンプト」を選択する。
    2. 開いたウインドウで「javac -version」と入力する。
    3. javac 1.5.0_07と表示された後で、使用可能なオプションの説明が表示されればOK。

Tomcat5.5.17のインストール

古いバージョンのTomcatがインストールされている場合は、 それをアンインストールする方が良い。
  1. Tomcat5.5.17インストーラの実行
    1. apache-tomcat-5.5.17.exeをダウンロードする。
    2. apache-tomcat-5.5.17.exeを実行する。
      1. 途中の「Choose Components」では「Examples, Webapps」にもチェックをつける。
      2. 「Configuration」ではadminに適切なPasswordをつける。
      3. 「Completing the Apache Tomcat Setup Wizard」では「Run Apache Tomcat」にチェックがついていることを確認する。
      その他の部分は既定値のまま、「Next」を選んで良い。
  2. インストールの確認
    1. ブラウザを起動し、http://localhost:8080/というURLを入力する。
    2. ページが表示されればOKである。
    3. Eclipseをインストール後は Tomcatは、Eclipse内部から起動するので、 一度 Tomcatを終了する。デスクトップのタスクバーの右側に「Apache Tomcat」というインジケータができているはずなので、tomcat monitorこれを右クリックして、「Stop service」を選択する。

Eclipse3.1のインストール

古いバージョンのEclipseが入っている場合は、 単にインストールするフォルダの名前を変えれば良い。 (古いバージョンの方のフォルダ名を変えても良い。)
  1. Eclipse本体のインストール
    1. All-In-One-Eclipse-2.1.0.exeをダウンロードする。
    2. このexeファイルを実行して、あとはインストーラの指示に従う。
      • 途中で質問のダイアログがいくつか出るが、 すべて既定値を変更せず、そのまま「次へ」で良い。
      • 「コンポーネントを選んでください。」というダイアログでは、 「Web Tools Platform」というところにチェックが付いていることを、 確認しておくこと。

続いてEclipseの使い方

HSQLDBのインストール

HSQLDBのインストール

  1. hsqldb_1_8_0_4.zipをダウンロードする。
  2. このZIPファイルを解凍してできる hsqldbというフォルダを C:\Program Files\フォルダの下に置く。 (← 別の好きな場所に解凍しても構わないが、以下の解説ではこのフォルダに解凍したものと仮定する。)

HSQLDBの実行

  1. C:\Program Files\hsqldb\demo\runServer.batを実行する。 これで、HSQLDBサーバが起動する。 (「Windowsセキュリティの重要な警告」というメッセージが出る場合があるが、その場合は、 「ブロックを解除する」を選択する。)
  2. C:\Program Files\hsqldb\demo\runManeger.batを実行する。 これで、HSQLDBマネジャが起動する。 このDBマネジャから、SQL文を実行してDBの内容を調べることができる。

テストデータの挿入

テスト用のデータをデータベースに入力しておく。

※HSQLDBのインストール後一度だけ実行しておけば良い。

  1. サーバとマネジャを起動後、 HSQLDBマネジャで「Options」―「insert test data」を選択する。
  2. 「select * from customer;」などSQL文を実行して、 データがDBに挿入されていることを確認しておく。

HSQLDBの終了

  1. DBマネジャで、「Command」―「SHUTDOWN」を選択し、「Execute」をクリックする。
  2. DBマネジャを終了(「File」―「Exit」)する。

hsqldb.jarのEclipseプロジェクトへの追加

HSQLDBをサーブレットから利用するために、HSQLDB付属のライブラリファイル(hsqldb.jar)を Eclipseのプロジェクトに読み込ませる。


Koji Kagawa (kagawa@eng.〜)
(〜の部分はSPAM mail予防のため省略します。)