ソフトウェアのインストールの確認

Visual Studio Community のインストールの確認

注意: 以下の説明は Windows を使用している場合です。 Mac や Linux を使用している場合は GCC をインストールしてください。 GCC のインストール方法については本ドキュメントでは説明しないので、各自で調べてください。

Visual Studio Community 本体の確認

画面下部の🔍 検索   入力部から devel と入力し、 Developer Command Prompt for VS … あるいは、 Developer PowerShell for VS … が表示されることを確認してください(… の部分はバージョンにより異なります)。 表示される場合は Visual Studio Community 本体がインストールされているので、 cl コマンドの確認に進んでください。

表示されない場合は、Visual Studio Community 自体がインストールされていません。 次の手順に従ってインストールしてください。

Visual Studio Community のインストール

Visual Studio のダウンロードページから Community をダウンロードしてください。 ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールしてください。

途中で、プログラミング言語を選択する画面が表示されます。 必ず「C++ によるデスクトップ開発」の右上に✅を入れて選択してから「インストール」をクリックしてください。

C++ によるデスクトップ開発の選択画面

インストールが完了したら、再度 Visual Studio Community 本体の確認を行ってください。

clコマンドの確認

画面下部の🔍 検索   入力部から devel と入力し、 Developer PowerShell for VS … を選択します。

起動したウインドウに、cl と入力して cl コマンドが使用可能か確認してください。

次のような出力になる場合は、cl コマンドが正しく動作していることを意味します。 Visual Studio Code のインストール確認 に進んでください。

Yoku_Wakaran_Path> cl
Microsoft(R) C/C++ Optimizing Compiler Version XX.XX.XXXXX for x64
Copyright (C) Microsoft Corporation.  All rights reserved.

使い方: cl [ オプション... ] ファイル名... [ /link リンク オプション... ]

一方、以下のような応答の場合は、「C++ によるデスクトップ開発」が正しくインストールされていないことを意味します。

Yoku_Wakaran_Path> cl
cl : 用語 'cl' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。名
前が正しく記述されていることを確認し、パスが含まれている場合はそのパスが正しいことを確認してから、再試行してください。

この場合、次の「C++ によるデスクトップ開発」の追加に進んでください。

「C++ によるデスクトップ開発」の追加

Visual Studio Community のインストーラーを再度実行し、「C++ によるデスクトップ開発」を選択して追加インストールします。 画面下の🔍 検索  から「Visual Studio Installer」と入力して起動してください。インストールした Visual Studio の一覧が表示されるので、 「変更」をクリックし、開いた画面で「C++ によるデスクトップ開発」の右上に✅を入れて選択し 「ダウンロードしながらインストールする」をクリックして追加インストールしてください。

追加インストールが完了したら、再度 clコマンドの確認 を行ってください。

Visual Studio Code のインストールの確認

作業用フォルダーの選定(作成)

ここからはファイルを作成するので、自分がこの授業で作業するフォルダー(ディレクトリー)を決めてください。必要なら新しく作成してください。 ドキュメント(Documents)の下がおすすめですが、書き込む権限のあるところなら任意の場所に作成して構いません。

Tips: なお、ドキュメント (Documents)が OneDrive 配下になっている場合、今後のプログラミング関連の授業でファイルを生成する際 (特に git や npm, gradle, maven, pip, uv などのコマンドを使う場合) に不具合が起こる可能性があります。このような場合に備えて OneDrive 配下ではない場所(例えば C:\Work など)に作業用ディレクトリーを作成しておくことをおすすめします。

Visual Studio Code のインストール確認

先ほど起動した Developer PowerShell for ... から起動します。 Visual Studio Code (VS Code) を起動する前に、 作業用フォルダーに cd コマンドで移動します。

Yoku_Wakaran_Path> cd $HOME\Documents\Your_Favorite_Folder

(Your_Favorite_Folder のところは、作業用フォルダーのパスに置き換えてください。 ドキュメント以外の場所に作業用フォルダーがある場合は $HOME\Documents\ の部分も変わります。例えば cd \work などになります。)

注意: PowerShell ではなくて Command Prompt を使用している場合(でドキュメントの下に作業用フォルダーがある場合)は、 以下のコマンドになります。
Yoku_Wakaran_Path> cd %MYPROFILE%\Documents\Your_Favorite_Folder

その後、code . で VS Code を起動してください。 (最後の「.」はカレントディレクトリーを意味します)

C:\Users\Your_Name\Documents\Your_Favorite_Folder> code . 
注意: このやり方で VS Code を起動しないと、VS Code の中から cl コマンドが使えません。

下図のような VS Code の Welcome 画面が表示されれば、インストールは正常に完了しています。 (以前に VS Code を起動していた場合は、Welcome 画面以外の画面が表示されることがあります) C/C++ Extension Pack のインストールに進んでください

Visual Studio Code Welcome 画面

VS Code が起動しない場合は、次のVS Code のインストールに進んでください。

VS Code のインストール

VS Code がインストールされていない場合は、以下の手順でインストールしてください。

  1. VS Code の公式サイトにアクセスします。
  2. 「Download for Windows」をクリックしてインストーラーをダウンロードします。
  3. ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールします。

インストールが完了したら、再度 Visual Studio Code のインストールの確認 を行ってください。

C/C++ Extension Pack のインストール

VS Code で C/C++ の開発を行うために、C/C++ Extension Pack をインストールします。

  1. 起動していなければ VS Code を起動します。
  2. 左側の拡張機能 (Extensions) のアイコン をクリックします。
  3. 検索窓に「C/C++」と入力しすると、表示される拡張機能の中から「C/C++ Extension Pack (Microsoft)」 の「インストール」(Install) をクリックします。 あとは画面の指示に従ってインストールを完了させてください。

ソースファイルのコンパイルと実行

ここからは、ソースファイルをコンパイルして実行する手順を説明します。 この hello.c を右クリックして、作業用フォルダー (例えば先ほどの \Users\Your_Name\Documents\Your_Favorite_Folder\ など)に保存してください。

VS Code で Ctrl-@ (Ctrlキーを押しながら @ キーを押す)で、ターミナルが開きます。 あるいはメニューの「表示」(View) から「ターミナル」(Terminal) を選択しても開くことができます。 このターミナルからソースファイルのコンパイルや実行を行うことができます。

注意: VS Code 内のターミナルではなく、Developer PowerShell for VS ... などの外部ターミナルでも以降のコマンドを実行することができます。

pwd コマンドや dir コマンドで、 正しい作業用フォルダーにいることを確認してから、ソースファイルのコンパイルや実行を行ってください。

C:\Users\Your_Name\Documents\Your_Favorite_Folder> pwd
Path
----
C:\Users\Your_Name\Documents\Your_Favorite_Folder
C:\Users\Your_Name\Documents\Your_Favorite_Folder> dir
hello.c

cl hello.c というコマンドで、ソースファイルをコンパイルすることができます。 このとき hello.exe という実行ファイルと hello.obj という中間ファイルが生成されます。 dir コマンドで確認してください。

C:\Users\Your_Name\Documents\Your_Favorite_Folder> cl hello.c
Microsoft(R) C/C++ Optimizing Compiler Version XX.XX.XXXXX for x64
Copyright (C) Microsoft Corporation.  All rights reserved.

hello.c
Microsoft (R) Incremental Linker Version XX.XX.XXXXX.X
Copyright (C) Microsoft Corporation.  All rights reserved.

/out:hello.exe
hello.obj
C:\Users\Your_Name\Documents\Your_Favorite_Folder> dir

    ディレクトリ:C:\Users\Your_Name\Documents\Your_Favorite_Folder

Mode                 LastWriteTime         Length Name
----                 -------------         ------ ----
-a---          YYYY/MM/DD    hh:mm             94 hello.c
-a---          YYYY/MM/DD    hh:mm         140288 hello.exe
-a---          YYYY/MM/DD    hh:mm           2399 hello.obj

この hello.exe を実行するには、.\hello.exe と入力します。 すると次のように“hello, world" と表示されるはずです。

C:\Users\Your_Name\Documents\Your_Favorite_Folder> .\hello.exe
hello, world

ここまでできれば、ソースファイルのコンパイルと実行が正しく行えたことになります。

注意:

なお、機種によっては .\hello.exe を実行しようとしたときに、 「セキュリティポリシーによりブロックされました」のような表示がされて実行できないことがあります。 この場合は、次を試してください。

  1. 画面下部の🔍 検索 から「Windows セキュリティ」を開きます。
  2. 「ウイルスと脅威の防止」 > 「設定の管理」 > 「除外の追加または削除」に進みます。
  3. コードを書いてコンパイルしている「作業用フォルダー(ディレクトリー)」を追加します。

なお、それ以外にもメーカー独自のセキュリティー機構が働く場合があります。 その場合は、表示されるヘルプに従って設定を変更してください。


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