お絵かきプログラミング What's New

香川大学工学部電子・情報工学科香川研究室

主に内部連絡用のページです。

2016 年度

新機能

今年度より Blockly 版を提供開始します。

Firefox で「はみだし防止」がうまく働かない場合があるようです。 Chrome では正しく働きます。（しかし、Chrome では余白を完全に 0 にして印刷できません😢。）
Blockly 版からは simple upload 機能を利用できます。アップロード時に正の整数を返すので、その整数をダウンロード時に使用します。

インストールしておきたいもの

最新版の Firefox
Symbola — 多くの絵文字を含んだフォント
Noto Emoji — 多くの絵文字を含んだフォント（Noto Color Emoji のほうは Windows では使えません。）
Quivira — 多くの絵文字を含んだフォント
プリンタードライバー
BabelMap — フォントを表示するための Windows アプリケーション

絵文字関係

使える絵文字がまた増えました。（主な特殊文字の文字コード）
主な特殊文字の文字コードでフォントを選択出来るようにしました。

2012 年度

インストールしておきたいもの

最新版の JDK
最新版の Firefox
Inkscape — SVG を編集できるフリーソフト
Symbola — 多くの絵文字を含んだフォント

N-up 印刷について

N-up 印刷についてをまとめました。

絵文字関係

Unicode 6 で絵文字が大量に追加されたので、数値参照で使える文字が大幅に増えました。（主な特殊文字の文字コード 0x1f300〜0x1f6c0）

タートルグラフィックス関係

つぎの関数を追加しました。

void pushTurtle(void);: 現在の“亀”の位置と向きをバックアップします。
void popTurtle(void);: “亀”の位置と向きを，以前 pushTurtleでバックアップしたものに戻します。
void say(char* str, ...); （C 言語の場合）
void say(String str); （Java 言語の場合）: 現在の“亀”の位置と向きに，文字列 str を描画します。このとき、“亀”は移動しません。

2011年度

ペーパークラフト関係

ペーパークラフト関係に使える関数を増やしました。

void a4Portrait(): 紙のサイズを A4 縦に設定します。
void a4Landscape(): 紙のサイズを A4 横に設定します。（デフォルト）

void trimMark(void);

“トンボ”を描きます。

ブックカバー作成用関数の説明の展開図関係以降も見てください。（球面上タートルはうまい図を描くのが難しいです。）

ペーパークラフト作品の作成の Tips

出来合いの型紙を使う場合は、こちらから画像ファイルを選んで、

    image("http://guppy.eng.kagawa-u.ac.jp/OpenCampus/Data/okurimonobako.png", 0, 0, 297, 210);

のように、プログラムの最初のほうで読み込みます。 PaperCraftSample.java （SVG）を参考にしてください。作品が完成したら URL を

http://guppy.eng.kagawa-u.ac.jp/OpenCampus/Data/landscape.png （横長の場合）
http://guppy.eng.kagawa-u.ac.jp/OpenCampus/Data/portrait.png （縦長の場合）

に変えてから印刷して下さい。

Craft ROBO でのカットはこちらから対応する GSD ファイルをダウンロードして下さい。

型紙を使わず、正多面体のペーパークラフトを作る場合は、プログラムの最初のほうで、

    trimMark();
    setRegularPolyhedronNet(12);
    drawBackgroundPolyhedron();

としてください。setRegularPolyhedronNet の引数は、以下の通りです。

    4  -- 正四面体　 (tetrahedron)
    6  -- 正六面体　 (hexahedron)
    8  -- 正八面体　 (octahedron)
    12 -- 正十二面体 (dodecahedron)
    20 -- 正二十面体 (icosahedron)

RandTest2.java （SVG）, PolyhedronTest.java （SVG）を参考にしてください。

Craft ROBO でのカットはこちらの「正多面体用」から対応する GSD ファイルをダウンロードして下さい。

SVG 形式等から GSD ファイルを作るには

Craft ROBO にカットの指令をあたえる GSD ファイルを SVG 形式等から作成するのは、ちょっと面倒です。Inkscape というオープンソースソフトを使います

まず次のような SVG ファイルを用意します。（Inkscape が解釈できる形式ならば、 SVG 形式に限りません。）これを Inkscape で読み込み dxf 形式で保存し直します。

切り取る部分に囲まれた図形が塗り潰し (fill) されているようにします。線 (stroke) だけでは何故かカットしてくれません。
dxf にするときは SVG の長さの単位はドットで 90dpi と解釈しているようです。つまり長さの 1単位は 1/90 inch = 25.4/90 mm です。svg タグの width や height で単位をミリメートル (mm) などにしても無視されるようです。BookCover ライブラリは長さの単位は mm なので 90/25.4倍に拡大する必要があります。 A4 の場合 210mm × 297mm ですので、(0, 0) から (744.0, 1052.4) の範囲に納める必要があります。さらに実際には（横置きにしたときの）上下左に 10mm、右に 25mm 程度のマージンが必要です。

つぎに ROBO Master を起動し、GSD ファイルを作成します。

「ファイル」—「DXF 読み込み」で先ほど作成した DXF ファイルを選びます。
読み込んだファイルは、線分がおなじ場所に重なっていることがあるので、適宜消去します。
線を右クリックして「線種設定」でカット部分と折れ線部分の色を別の色にします。
ツールバーの「出力設定」で「カット設定」タブを選び、「カット条件設定」でカット線と折れ線の色を指定します。
保存します。

印刷の仕方に関する情報

admin というパスワードでログインして、「アップロードしたファイルの一覧」を見ると、他のすべてのユーザーの作品を閲覧できるようになっています。

現バージョンの Firefox では、プリンターによってはどうしても左上に余計なマージンが取られ、印刷位置がずれることがあります。その場合は、 “Adobe PDF”や “Microsoft XPS Document Writer” を使って PDF 形式や XPS 形式を経由すると、ピッタリの位置に印刷できるようです。

香川研究室