システムプログラム 1999

お知らせ

• アンケート（2月 1日）
• 配布プリントの訂正（オンラインでは訂正済です。）
  1. 「第 2 回レポートについて」 赤字の部分を追加してください。

     問 1（再帰的下向き構文解析） 次の文法: （略） に対する再帰的下向き構文解析プログラムを参考にして、次の文法（記号の名前が英語になっただけで、 本質的には教科書・演習問題 5.2の文法と同じです）: （略） Args -> Expr ArgRest（訂正） | ε（空列） ArgRest -> ',' Expr ArgRest | ε（空列） -- 以下は終端記号: 字句解析部で処理 EOL -> '\n' CON -> '0' | '1' | ... | '9' -- 一桁の数のみ FID -> '+' | '-' | '*' VID -> 'a' | 'b' | ... | 'z' （追加） に対する再帰的下向き構文解析プログラムを作成せよ。

  2. 再帰的下向き構文解析プログラムの例題を次のように変更してください。
     • 16行目

       誤	正
       #define EOL 258	#define VID 258 #define EOL 259

       （備考）レポートの問 1に yylex()を対応させるためで、 例題そのものには、この訂正は必要ありません。
     • 28行目に挿入

       if (isalpha(c)) { yylval = c; return VID; }

       （備考）レポートの問 1に yylex()を対応させるためで、 例題そのものには、この訂正は必要ありません。
     • 55行目

       誤

       printf("%c is expected here.\n", t);

       正

       if (t < 256) { printf("%c is expected here.\n", t); } else { printf("token %d is expected here.\n", t); }

       （備考）より良いエラーメッセージのため
     • 68行目

       誤

       printf("Correct!\n");

       正

       if (token==EOL) { printf("Correct!\n"); }

       （備考）より良いエラーメッセージのため
     • 78行目

       誤

       printf("Unexpected token: %d(%c)\n", token, token);

       正

       printf("Unexpected token: %d", token); if (token < 256) { printf (" \'%c\'", token); } printf ("\n");

       （備考）より良いエラーメッセージのため
• テストは 2月 15日（火） 10:30〜12:00、111教室です。 教科書・ノート・プリントなど持ち込み可です。 （コンピュータ・通信機器・生き物などは持ち込み不可。）
• 1月 25日実習について
• 第 2 回レポートについて（2月 22日締切）
• 第 1 回レポート評価
• 演習問題（1）のその 1（flex）の 3番・4番の問題に例を追加しました。
• C言語覚え書き
  C言語に関する事柄で忘れがちなことを、まとめてみました。
• \\Vodka\Material\kagawa\SysProgを白い DOSプロンプト対応にしましたので、このフォルダをもう一度 C:\にコピーしておいて下さい。
• DOSプロンプトのコマンドについて
• 第 1 回レポートについて（12月 14日締切）
• 参考: ANSIのエスケープシーケンス
  printf("\033[*m")の「*」の部分と色の対応

  *	30	31	32	33	34	35	36	37	0
  色	黒	赤	緑	黄	青	紫	水	白	元の色（通常白）

• 演習問題（1）（11月 16日・30日実習）の情報

• 演算子順位法による構文解析 （プログラム）
• Bisonと Flexのインストール
• Flexの説明
• Bisonの説明
• Flexと Bisonを同時に使う
• （発展）Flexと Bisonを C++Builderのウインドウアプリケーションで使う

• while(i>0) {n=n*i; i=i-1;}の解析木

• Tiny Cのホームページ

教科書

授業予定

1. 概論／コンパイラの構成について
2. 正規表現／構文木／BNF
3. 字句解析／有限オートマトン／lex
4. 構文解析／再帰下降構文解析／LR構文解析／yacc
5. 記号表／ハッシュ／中間言語／型の検査
6. 機械語・アセンブリ言語／コード生成／最適化／実行時環境